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WELLA meets  HAIR CATALOG.JP
コラボレーションイベント「Design Inspiring Party」

 

 

 

What's「Design Inspiring Party」?
WELLAとHAIR CATALOG.JPのコラボレーションイベント「Design Inspiring Party」。

「Design Inspiring Party」はHAIR CATALOG.JPに所属する著名スタイリストによる、トークあり、ステージあり、食事&交流会ありの新感覚パーティイベントです。

  

 今シーズンの第2回の開催場所として選ばれたのは、札幌。
有名アーティストがライブなどを行っているイベントスペース「ザナドゥ」で開催されました。
 この日を楽しみにしていた参加者の多くは、開場時間よりも早く会場に到着し、入り口付近は人だかりに。混雑緩和のために予定より10分ほど早めてのオープンになりました。

 札幌 イベント

札幌 イベント

「Design Inspiring Party」のために用意されたのは、ローストポーク、鶏もも肉のスパイシー揚げ、白身魚のポアレ、ラザニアグラタン、ペンネ……とボリュームたっぷりの目にもおいしい料理がずらり。ドリンクは、お茶やジュースだけでなく、ビールやワイン、焼酎、カクテルなどアルコール類もさまざまに用意されました。

 

(写真左上:小谷準さん/merci 写真右上の左端:高木貴雄さん/vetica 写真右下:平原健太郎さん/Nicole.)

 昨年も開催した札幌で、1年ぶりとなる「Design Inspiring Party in 札幌」に登壇するのは、平原健太郎さん(Nicole.)、高木貴雄さん(vetica)、小谷準さん(merci)の3人。新人ではないけれど、オーナーでもない、まさにサロンにとっての屋台骨の30代。大阪、東京、神戸に多くのファンを持ち、コンテストで入賞するなど、人気も実力もピカイチの美容師です。

 それぞれの拠点から北海道入りした3人は、多くの参加者たちとドリンク片手に会話を楽しんでいました。そして、場が温まってきたところで、100人ほどの参加者がステージを見つめる中、スタイリングバトルがいよいよ開始!

 

まずは、3人が自ら用意したモデルさんのスタイリングから始まります。登壇美容師は意気込みを語りました。

平原 トレンドビジョン日本一のスタイリングをみなさんに見ていただきます!

高木 負けません!

小谷 最強のスタイリングをします!

 札幌 美容室

スタイリング剤をつけて、スタイリングが始まったかと思うと、あっという間に制限時間。

平原 僕が用意したモデルさんは、WELLAのトレンドビジョン世界大会に一緒に行ったモデルさんなんです。まとっている雰囲気が素敵なので、今回もお願いしました。今日は、NOジェンダーを意識してつくりました。少しフェミニンに、パンクになりすぎないようにしました。

高木 僕が連れてきたのは、いつも「僕のつくるスタイルが一番」だと言ってくれる、信頼関係のあるモデルさんです。髪質がべたっとしやすい傾向にあるので、今日はEIMIの2番にジャストブリリアントクリームを混ぜることで、ニュアンスが生かせるようにしました。テーマは、ストリートモード。「今ないものをどのように解釈していくか」は、いつの時代もストリートから発信されている気がするので、ストリート感も大切にしています。

小谷 僕は、あえてシンプルなスタイリングを心がけました。ボーイッシュでクールな女性像です。高さを出しすぎると女性らしさがなくなってしまうので、横に広げるスタイリングです。ベースでナチュラルムースを使い、EIMIのワックスの2番を髪になじませて、毛先だけEIMIの4+をつけてツヤ感をプラスしました。

 

それぞれ仕上がったスタイルを見て、思わず感想をもらす登壇者たち。

 

平原 ほかの人のスタイリングの仕上がりを見て、可愛いなと素直に思いましたね。ちょっと悔しいな。

小谷 新しい似合わせ、やさしい質感、いろいろなスタイリングが生で見られるって、新鮮ですね。

高木 ほかの美容師さんのスタイリングを見ると「俺だったら、こうしたいな」というのがめちゃくちゃ出てきますね。でも「この案もあるな」という気持ちにもなるから、共感もある。どのスタイルも、EIMIでしか実現できないあったかい空気感が出てますよね。

 

さあ、いよいよモデルをチェンジしてのスタイリングバトル、開始です!
第2戦も、来場者が固唾をのんで見守る中、あっという間に終了。

 

高木 小谷さんのモデルさんでスタイルチェンジしました。ジェルを使っています。さっきのスタイリングより、カッコよくしようと思って、前髪をポイントにしてアップバングにしました。前髪を決めてから、いらない部分をまとめました。

 

小谷 平原さんがタイトにつくったのを思いっきり変えました(笑)。髪は逆立てて、衣装のドレスとライダースのフラワープリントを生かすように、パンキッシュにハードにしました。トップが寝やすいので、EIMIの4+をつけて、ハードスプレーで根元を固めて、ペタンとならないようにしました。

 

平原 高木さんがつくったスタイルをEIMIのパールスタイラージェルを使ってガラッと変えました。パールスタイラージェルは、一般的なジェルほど固まらず、ウエット感が出せるんですよ。あくまでつくり込んだような感じではなく誰の手も入ってないような質感をつくるのにEIMIのスタイリング剤は、本当に活躍しますね。80年代的な衣装だったので、前髪は、それに合わせて、薄めに下ろしてつくりました。

 

平原 いいでしょ? 可愛いでしょ?(笑)

小谷 僕だったら、反対側は、刈り上げたくなる。このスタイルだと。

平原 何をつけるかすごく迷うよね。他人がつくったヘアスタイルだと。だからおもしろい。

小谷 髪の残し方、量感に個性がある。平原さんのベースカットが自分とは違う。モデルさんの生えグセ、実際に触ってみると難しいなと思ったり。だから、半面、おもしろみも感じる。これまでサロン内でスタイリングバトルをやったことなかったけれど、やってみたいと思うよね。本当に、これを機会にうちの店でもやってみようと思います。

バトルが終了すると、思わず、感想がもれました。

平原 あっという間だった。楽しかった。

高木 人のカットしたものをスタイリングすることが新鮮で楽しかった。サロンに戻ったらやってみようと思った。

小谷 楽しかったというのが率直な感想。貴重な経験だった。

スタイリングバトルが終わったあとは、3人の美容師による「苦悩と葛藤」をテーマとしたトークライブが始まります。

 

何にでもなれそうだけれど
怖さもあるから、葛藤がある

 

平原 美容師として、何が変わって何が変わらないか。何を変えて何を変えないか。それをいつも自分の中で問い続けています。振り返るとトレンドビジョンで優勝して変わった部分と変わらなかった部分がありますね。初めて優勝したときは、勢いだった。でも、勢いでいけるのは、1回だけ。コンテストに勝つのってすごく難しいから。いちばん大切にしていたのは、ノーミスでどこまでいけるかってこと。妥協はしないってこと。ちょっとしたトラブルがいっぱいあるけれど、それをひとつひとつなくすことに注力しました。そうすることで、実際に2連覇できた。次の年は、さらにブラッシュアップするぞ!と思って取り組みました。そういうとき、苦労という感覚はないんですよね。やるのが当たり前。
 でも、2連覇してみて、いろいろな責任は感じるようになりました。それまでは、自分が発信するデザインを楽しんでいたけれど、サロンの名前を背負っている感覚も出てきて、今まで以上に重たく感じています。デザインが楽しいけれど、怖い。僕がつくったものが僕の作品として終わらずに、Nicole.の~になってしまうという葛藤もある。店を代表させてもらっているという、うれしさと怖さが両方あるんですよ。

小谷 トレンドビジョンは、僕の場合、毎年チャレンジして、去年、初めて表彰台に上がって。単純にうれしかった。僕は、平原さんを絶対食い止めてやる!という思いがありますね。自分が一番だと思ってデザインをつくっているから、平原さんが選ばれて、悔しい思いをしたのがあの日でした。意識していることを口には出さないし、神戸、大阪と、距離があるけれど、いい意味でライバルだと思っています。同じ関西エリアにライバルがいるのって神様のいたずらのように感じます。

平原 30代で自分のデザインができるようになってくると、お店の運営面でもまかされる部分が多くなってくるし、我も強くなってくるし、発言力が上がってくるし、サロンの中だと、僕らの世代って、デリケートな存在かなって思うんですよ。それを自分たちがどれだけ自覚するかだと思う。こうして、今日、そろっているメンツは、クリエイティブをやっているから、つながれた仲間で。外にいるけれど、違うサロンだけれど仲間。だから、デザインや作品づくりやクリエイティブなことをやっていて出会った感じがする。

高木 それしかない!(笑)

平原 最近、オーナーと話すことの内容が変わってきたんですよ。自分の話題は、なくなってきた。後輩のことが増えてきた。こういうことができるようになってきたとか、なるべくいいことを伝えたいとか。自分がなりたいことを伝えるより、スタッフのことを伝えることが増えましたね。

小谷 僕も、自分よりスタッフですね。髪の話より、スタッフの話が増えた。

高木 僕も、同じですね。自分が関わるようになってきて、スタッフの入れ替わりが出てきて。そういうのを背負わないとならない世代なんだろうなって。

平原 最初は、こんなことしたいなーって美容師になって。Nicole.のデザインをつくりたいと思って。ふとしたときに、そのめざしていたNicole.のデザインを自分がつくれているというのがうれしかったですね。それが3年ぐらい前。逆に、今は、お店の看板にぶら下がっていていいのかとか、そういう頼りがちになることもあって葛藤がありますね。

高木 店の看板ってよくわかる。スタッフの個性がいろいろあって。いろんな色がある中で、自分の色は、どうしたらいいのか? どの色を差し込んでいけば、店として成立するんだろうかってすごく考えますよね。色鉛筆の箱の中で、どのように自分で整理させられるか、それを常に考えています。個の色が強いサロンにしたいから。でも、結局、自分の前に、すごい人がいると、それは恵まれていることだけれど、常に葛藤がある(笑)。何が美容師として幸せなのかって。

小谷 今、いちばん自分が悩むのは、クリエイションの撮影のとき。前は、右も左もわからないから、これやっちゃえって怖くなくやっていたし、そのときはそれでよかったけれど、役職をもらったり、オーナーと話す内容も変わってきて、いろいろ考えすぎてしまう部分もあって。昔、何も考えずにやっていた自分を忘れそうになってしまったり。勢いを忘れている自分がいるときに、自分でハッとしたり。自分の中のオオカミを出すタイミングと、そうではないタイミングの見極めがヘタだなって思っています。いろいろな人の気持ちを知ることが勉強になった半面、裏目に出ることもあるし。

高木 難しいですよね。知れば知るほど、「自分が何も知らないこと」がわかる。知らないことがわかると知りたくなる。僕は、自分でしかできないことを見つけて、それを実行に移すしかないのかなって思っています。今やっている以上のことをやる。お店を再沸騰させたいなって。もっと有名にできる自信があるんですよ。だから、突っ走っていく。今年の目標は「来年をよくする」です。

小谷 僕も自分の師匠、杉川(杉川 友洋さんmerciオーナー)を超えたいですね。超えるのが夢。

平原 僕は、自分の店を日本一にしたい。自分がNicole.という名前をコンテストで日本一にすることができて。だから次は、その先。夢を持ち続けることが大事だなって思っています。後輩にも夢を持ってほしい。そして実現してほしい。今年は、僕はできるだけ後輩をサポートしたいと思っています。そうする中で、今まで自分ひとりでは、考えつかなかったことを考えつくことがあると思うから。来年の勉強をする一年かなと思っている。

高木 勉強し続けること。夢を持ち続けること。それが未来を切り開いていく鍵になりそうですね。

Design Inspiring Partyについての問い合わせ先はこちら

HAIRCATALOG.JP編集部
contact@haircatalog.jp

 

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