SPECIAL CONTENTSスペシャルコンテンツ

BEAUTY AWAKE

HEAVENS SHIBUYA NOZAKI

STYLIST’S VIEW

 僕はいつもお客さまに「カットで変化」を楽しんでもらいたいと思っています。それは、髪型の変化という狭い意味ではありません。気持ちの変化や表情の変化、そしてそこから生じる暮らし方の変化……。カットすることで生まれる「変化」には、さまざまなことがあります。その「変化」をカットで生み出せたらと思っているのです。
全部やる! やり続ける!
 誰もがガラリと変わりたいとは思っていないだろうし、僕自身もすべての人をガラリと変えることがいいことだとは思っていません。少しだけ前髪を短くすることで表情が明るくなったり、少しだけクセが扱いやすくなることで毎朝のスタイリングの負担が減ったり……。ちょっとのことの中にも大きな変化の種は潜んでいると思っています。そして「前の髪型に戻りたい」と思っているお客さまに対して、それに近づけるカットをすることも変化を生むことだと思っています。
 身長が高いせいなのか、初めてのお客さまから「見た目と違って繊細だったんですね」と驚かれることがあるけれど(笑)、僕は、ほんの少しのことも見過ごすことができません。この自分の繊細さが面倒くさいと思うと同時に長所だとも思っています。数ミリ、数本、ほんの少しの手触りの違い、お客さまのちょっとした心の動き……どこまでも拾ってしまおうとする繊細さ。今は無理でも、いつかはこれが自分の美容師としての売りになればと思っています。
 今日のモデルさんは、暖かい季節になったら髪を切ろうと思い、寒い時期に髪をのばしっぱなしにしていたカフェの店員さん。「ショートにしてもいい」と言ってくれたけれど、ショートにすることでスタイリングの手間が増え、そのせいで彼女のナチュラルなライフスタイルに新たに負荷が加わってしまいそうだったので、今回はおさまりのいいボブスタイルにしました。カットすることで「扱いやすくなった」という変化をまずは味わってもらえたらと思ったのです。もともとあごのラインがキレイな方なので、もちろんその彼女のよさが映えるカットを心がけました。
 少し前までの僕は、これをやってできるようになったら次にあれをやって……と、ひとつずつ目標を達成しようと思っていました。でも、気づいたのです。
 素晴らしい美容師の先輩たちは、サロンワークでは多くのお客さまを喜ばせ、多くのリピーターを得ている。作品づくりでも美しいものをつくり出して業界誌やコンテストできちんと評価されている。時間がなくても準備で妥協せずに最高のヘアショーをつくり上げようとしているし、寝る間を惜しんで資料を整理してセミナー講師として全国各地を飛び回っている。今の自分のレベルでひとつずつマスターしているのでは到底、追いつけない。ましてや追い越せない。それに、あっちもこっちも結果を出して評価されている人は、すべての場面で手を抜かずにいて、それが結果的にさまざまなものを結びつけ、全体的にいい結果を導き出している。全部に全力投球している。それに気づいたら、ひとつずつゆっくりこなしていこうだなんて、なんて傲慢なんだろうと思ったのです。
 なりたい美容師になるために、自分が気づけていることは、今すぐ全部とりかかる。そしてやり続ける。その全力投球のたゆまない積み重ねの上にしか、僕の理想とする美容師はない。そんなふうに思っています。

HAIR STYLE

  • VIEW
    ALL
  • Photo 01
  • Photo 02
  • Photo 03
  • Photo 04
  • Photo 05
  • Photo 06
髪型 ヘアカタログ 髪型 ヘアスタイル HAIR CATALOG.JP BEAUTY AWAKE BEAUTY AWAKE ヘアスタイル BEAUTY AWAKE ヘアスタイル
髪型 ヘアカタログ
髪型 ヘアスタイル
HAIR CATALOG.JP
BEAUTY AWAKE
BEAUTY AWAKE ヘアスタイル
BEAUTY AWAKE ヘアスタイル

AFTER THE BEAUTY AWAKE

 僕は今、前向きな葛藤を抱えています。どうせ美容師になるのなら、技術の高さで定評のあるサロンで働きたいと思い、HEVENSに入社しました。そして一生涯美容師をやると決めたからには、カットがもっともっとうまくなりたいと思い、スタイリストデビューしてからも練習を積み重ねています。でも、うまくなればなるほど、わかればわかるほど、自分の足りなさに気づく。できていないことを口にすることが言い訳でしかないことを知る。だから今日も全力投球で葛藤しています(笑)。 

NOZAKI 
HEAVENS SHIBUYA  スタイリスト
詳しいプロフィールはこちら

 

Page top