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「写真を撮ることを選んだ人」

カメラ好きなら、誰もが憧れる存在である“ライカ”。 今日ここにも、そのドイツブランドの名器をこよなく愛する4名人がそろった。 日本一このブランドを知る人物と言っても過言ではないHobby Izaki氏、ライカ女子代表の松井文氏。 ヘア業界屈指のカメラマニアであるHEAVENS代表の小松敦氏とVeLO/vetica代表の鳥羽直泰氏。 「カメラといえば?」「ライカ!」 その深層が解き明かされる。

はじめに。
この鼎談は2016年6月に行われたものです。本鼎談はどこを切り取っても熱量に溢れる素晴らしい鼎談でした。
今回編集部の都合により本公開が遅れましたこと、Hobby Izakiさん、小松敦さん、鳥羽直泰さん、松井文さんに深くお詫び申し上げます。
それではみなさま全4回どうぞお楽しみください。

2018年2月2日 HAIRCATALOG.JP編集長 茅野嗣門

 

 「類は友を呼ぶ」という言葉があるが、まさに、引き寄せられるように集まった4人。共通点は“ライカ好きであること”の一言に尽きる。そんな彼らに堅苦しい挨拶は必要ない。数分も経たないうちに、ライカを肴に酒を酌み交わしそうな勢いで会話が盛り上がる……。

Hobby Izaki (以下、Izaki)ファッション、ビューティ、食、車やバイク……自分が好きなものを撮るときに「なぜライカで撮るんだ?」「なぜライカで撮るとこうも違うんだ?」と思いませんか? ライカって、かなり高価なので、これまで、コアなファンは中高年の方が中心でした。でも、エイジングによってその方々の視力が低下してきたら、レンジファインダーを使ってピントを合わせることが難しくなってきて、誰もライカを使わなくなってしまいますよね。そこで、「消費しない」と言われる若者たちに、いかにライカを普及させるか! ライカの特別感を伝えるか! そのことをライカのシェアを拡大する意味からも考えなければいけないと思ったのです。

  ちなみに、4人が愛す“ライカ”を知らない人でも、アニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子の親友たまちゃんの父(穂波真太郎)が、愛用するカメラと言えば、おわかりいただけるだろう。原作の舞台である昭和40年代後半には「ライカのカメラ1台で家が1軒建つ」と言われたほどプレミアものだった。

Izaki ぼくたちは「写真を撮ることを選んだ人」の人生をカッコよくしていこうよ! っていう活動をしています。「PHOTO LIFE BRAND」っていう愛称で呼んでいるんですけどね。今までの世代の人たちは「プロ用」っていうだけで満足していたけれど、これだけ進化した時代の中で、プロ用はもはや当たり前。いかにカッコよく見せていくか!ということで立ち上げたのがフォトライフブランド*“Extended Photographic Material”(EPM)なんです。まったく違うジャンルから見るとライカに対してどんな視点が持てるのか!? ってね。ですから、今回のこの企画にお声をかけていただいて本当に嬉しいです。


小松敦 (以下、小松)こちらこそ、ありがとうございます。実は、僕らのこのHAIR CATLOG.JPの活動は、Izakiさんのプロジェクトにどこか似ている気がします。今は、どこのサロンに行こうかな? と思ったとき、ほとんどの女性がネット検索する時代。でも、検索でヒットするサイトにはよくわからないランキングが出ていたりするわけですよ。「個室あります」「3000円飲み放題」というような飲食店の情報に似た類いのね。言い方は悪いかもしれませんが、ヘアサロンもそんな技術面以外のスペック的な情報しか入ってこない時代になってしまっていて……。

Izaki わかります。割引チケット付きの情報誌みたいなのと同じですよね。

小松 そういうものに対して“本当のおしゃれ”とか“素敵なもの”をちゃんと紹介したい思いでやっています。本来、鳥羽さんとは同じエリアに店を構える、いわばライバルなんですがそういった巨大産業に対抗するために、同じ思いの仲間でサイトを立ち上げたんです。

Izaki うーん、素晴らしい!!

小松 そんな中で、僕らもIzakiさんのサイトのようなチャレンジがしたい!! って思ったんですよね。僕もずっとライカをフィルム時代から使っていて。プライベートではやっぱりコレを手にしたくなる。そう思わせるのがライカなんです。

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