はじめまして。
今回Coversを担当させて頂きましたSHAMPOO LOVERSの児島です。

撮影が終わり帰りの新幹線の中、今回の撮影を振り返りながらコラムを書いています。

毎月、楽しみに見ていたCovers。

そんなCoversを僕が担当させてもらえるとは思いもしていなかったので、 撮影のお話をいただいたとき、嬉しい気持ちと同時に大きなプレッシャーを感じました。

でも……
やるからには絶対におしゃれなものを作りたい！
そんな気持ちで撮影に挑みました。

今僕がやりたいことはなんだろう…
ただただおしゃれなものを作りたい、という気持ちでひたすら考えました。
頭の中がぐちゃぐちゃになりながらも行き着いた先は、

フジファブリックの『若者のすべて』という曲

90年代を生きた僕だからこそ感じるエモーショナルな雰囲気を表現したいと思いました。

あの頃感じた、感情や想い、風景や香り。
どこか懐かしく感じるような温度感。


正直、当日の撮影はスムーズには進みませんでしたが、アドバイスやアイディアをいただけたおかげで、 僕が想像していた以上のものが仕上がりました。

撮影を通して分かったことは、
どれだけ足掻いても自分の中にあるものしか出てこないということ。

日々の生活の中で積み重ねた物の中からしか、ひらめきは生まれてこないということ
を強く感じました。

今回の作品は、絞り出すように僕の中にあるものを引き出して出来上がったものなので、 思い入れの強い作品になりました。
もっともっと色々な物を見て感じて、僕の中にインプットしていくことを日々していこうと改めて感じます。


最後に、
今回携わってくれた全ての人に感謝します。

ありがとうございました。

SHAMPOO LOVERS 児島英