アスパラとベーコンの炒飯
2019.06.25
気づけばもう6月も終盤、というか気づいてばかりいる。
歳を重ねるにつれて、どんどん時間に追っかけられる様になっている気がします。
そのうち追い抜いてくれるのでしょうか。そしたらまたこっちが追っかけられるのにね。
5月まで様々なことが矢継ぎ早に起き、いつも気がつくと暦だけでなく目の前の景色も変わってる様な状況でした。
ようやく落ち着いて来たと思ったのもつかの間、知らない間に梅雨入りをし、寒暖の差によって風邪をひきました。皆さんもご自愛ください。
さて今回はアスパラガスを使った朝食を作りましょう。
炒飯です。チャーハン。朝から、と言わないでください。私は朝から食べます。
村上春樹の小説の主人公が朝からクラシック聴いてパスタを茹でる様に、アメリカでは朝からいきなりステーキを食べる様に、私はフライパンを振っています。
私の田舎は北海道なので、初夏になると祖母がアスパラを送ってくれたものでした。
東京のスーパーではお目にかかれない様な、それはそれは立派な、まるで竿竹みたいな。
さっと茹でてマヨネーズをつけて食べるだけでもとっても美味しい。そんなアスパラでした。
ちなみに祖母は存命で、今もとても元気です。今年ありつけなかっただけです。
ありつけなかっただけならまだしも母親は「美味しかったわ~、残念ね」と丁寧に連絡をくれました。
母親という生き物って、どうして年々そういう感じになって行くのでしょうか?
アスパラとベーコンの炒飯
【材料(2人分)】
ご飯 お茶碗2杯分
卵 2ヶ
アスパラガス 3~4本
ベーコン 40g
マヨネーズ 大さじ2
塩、胡椒 適量
オリーブ油 適量
アスパラとベーコンの組み合わせの良さは古来お弁当の頃より皆さんご存知ですね。アスパラの形はベーコンに巻かれる為にあるのではないでしょうか。今回は巻きませんけども。今が旬のアスパラはスーパーでも緑が鮮やかで香り良く大きなものが売られています。
ご飯は必ず温かいものを使いましょう。冷たいご飯はカチンコチンで卵と混ざりません。一番は炊きたてのご飯を使う事ですが、炊きたてのご飯はそのまま食べる方がいいですもんね。
炒める前に卵かけご飯にして、さらに最後にマヨネーズを足す事で卵成分と油分がプラスされて米一粒一粒がコーティングされます。その為米同士がくっつかず、パラッパラに仕上がります。
【手順】
1.アスパラの根元から5cm位を皮むき器で皮をむき、根元をを切り落とし薄切りにする。ベーコンも食べやすい大きさに切る。
2.卵を溶いて温かいご飯を混ぜ、卵かけご飯にする。混ぜすぎると米から粘り気が出てくる為軽く混ぜる。
3.フライパンでオリーブ油を熱してから、中火でベーコン、アスパラを炒める。アスパラの歯ごたえがあった方が美味しいので油が全体に回る程度でOK。
4.卵かけご飯をフライパンに投入。中火のままご飯を潰さない様に炒める。焦げそうだったら火を弱くしてパラパラになるまで炒める。
5.パラパラに近づいてきたところでマヨネーズを投入。家庭では中華料理店の様に強い火力はありません。じっくり炒めていると必ずパラパラになります。
6.塩、胡椒をかけ味を調えて完成。
引き続き楽曲も制作しています。昨年12月にリリースした「晩安宝貝」という作品はタワーレコード渋谷店や代官山蔦屋書店でお買い求めいただけます。 またApple Music、iTunes Storeでもお聴きいただけますのでよろしくお願いします。
3 ピースバンド EdBUS として、2005年にアルバム『Choose to Go』でデビュー。翌年にも 2 枚組アルバム『twilight at dusk』をリリース。そのかたわら、HANDSOME・水野創太 GROUP 名義でも活動を展開し、さまざまなアーティストとの共演、制作を精力的に行う。
まるで短編を読み終えたかのような繊細な余韻を残す水野の楽曲は、ファンのみならずアーティストからも高い評価を得ている。
2018 年冬、自身のレーベル「WALTZ」を立ち上げ、待望の初音源『晩安宝貝』(わんあんばおべい)をリリースする。