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BEAUTY AWAKE

Nicole. スタイリスト 芦原照成/Terunari Ashihara

STYLIST’S VIEW

 理容師の父と美容師の母のもとで育った僕は、小学生のときの文集に「日本一の理容師になる」と将来の夢を書きました。その後、高校に通いながら通信で美容師になる勉強をし、卒業と同時に美容室に入社。がむしゃらに走り続けて2011年には日本での美容業界のアカデミー賞といわれるJHAでライジングスター最優秀賞を受賞し、夢だった日本一を叶えたように思いました。でも僕の「本当の夢」はそこにはありませんでした。美容師になって18年。僕の夢は、目の前のお客さまにとって日本一の美容師であり続けることです。
目の前のお客さまにとって
日本一でありたい
 理美容が身近にあって、親と一緒に過ごせるのは店の手伝いをする時間ぐらいだった幼少期を経て、僕は何の疑問も持たずに将来は理容師か美容師になって家を継ぐと思っていました。それがガラリと変わったのは美容師になって2年目のとき。今「Nicole.」「Jurrian-may」で仲間として一緒に働く、西村晃一とMAKKYに出会ったからです。
 美容という海。世界という大海原。そこへ突き進むには、自分ひとりで小さな舟を漕いでいくのではなく、大きな船に乗ってみんなで力を合わせていったほうがいい。僕は、彼らと出会ったことで、いつしかそう思うようになっていました。

 それまでの僕は美容室に、お客さまが伸びた髪を切りに定期的に来るところというイメージを持っていました。でも彼らと出会い、そこから広がっていく世界を見て、美容室には果てしない可能性があると感じたのです。デザインをつくるという発想。そのデザインを発信していくこと。記憶に残る作品をつくっていくこと。高い精神性を持って美容の世界で闘うこと……それらを続けるためには、彼らと一緒の船に乗らなければ、と。
 2011年の日本一ともいえる賞の受賞も、彼らと出会い、彼らと一緒につくってきた環境があったおかげで、僕がひとりだったら手に入れられないものでした。

 今、僕は、サロンワークで最高の商品をお客さまに提供すること、作品で最高の自己表現をすること、その両方を行ったり来たりしながら、日々、「うまくなりたい!」という自分の欲望には素直でありたいと思っています。そして来てくださるお客さまが僕を「日本一」だと思ってくださること、そう思って通い続けてくださることこそが、僕の「本当の夢」だということに今、気づいています。
 今回のモデルは、サロンの近くにあるジュエリー専門学校に通う学生さん。はじめて見た瞬間、もっと可愛くなれる! と確信しました。爽やかな少年っぽさがありながら、どことなく洗練されていない感じが残っていて、もったいないと思ったのです。実際に話してみると、女のコらしい要素もたくさん持っていて、何より自分で作ったピアスをつけたりはずしたりするしぐさが女性らしくて魅力的だったのです。そこでやわらかい質感をプラスするパーマをかけ、洗練された女性の華やかさもあるショートスタイルにしました。かきあげた髪やかきあげる途中のしぐさまでもが美しく見えるようにデザインしたのです。

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AFTER THE BEAUTY AWAKE

 僕は最近、働くスタッフにも来てくださるお客さまにも「Nicole.」というサロンを誇りに思ってもらえるようにしたいと考えています。ここに来たからには、ほかでは得られないものに出会える。僕が「美容の世界はこんなにも広かったのだ」と感動したように、スタッフにも来てくださるお客さまにもここで何かと出会ってもらいたい。そのためにも、常に一番のサロンであり続けるためにも僕は、自分自身を磨き続けようと思っています。その先に広がる世界を信じて。

芦原照成
Nicole.スタイリスト
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