mission 05UDA × EMI MATSUYAMA(Double)
もっと目が大きくなりたい。あごのラインがシャープだったらいいのに。
ルックスに対する悩みは尽きないもの。
でも実は、あなたが持っている顔のパーツが世界にひとつしか存在しない個性だとしたら?
その個性をヘアメイクでより引き立てられたら、新しい世界がグンと広がってくるかもしれない。
今回のテーマは、生まれ持った骨格を素敵に引き出す“エスニック”です。
before
model TAKEUCHI AYANO (Double assistant)
process point
mission 05
Model: TAKEUCHI AYANO (Double assistant)
Make-up: UDA
Hair: Emi Matsuyama
Photo: Yusuke Matsuyama
Styling: Kanako Sugiura
Text:
- item credit
- トップス¥28,000/ステア
スエードキャミソールドレス¥15,000、スカート¥5,000/共にOTOE
問い合わせ先
ステア ☎︎03-5465-2077
OTOE ☎︎03-3405-0355
after talk
松山 (モデルをしてくれた)タケちゃんのいいところ、やさしくて、穏やかでポジティブな部分を、とても素敵に表現してくれて、本当に感動しました! ワイルドさと甘さのバランスが最高!
UDA 彼女と初めて会ったときに、ラズベリーピンクのTシャツを着ていて。それがとても似合っていたので、今回のテーマカラーにいいなと。最近、ニュアンスで見せる的なものが多いので、たまにはちょっと弾けたほうがいいんじゃないかなとも思っていましたし。
松山 タケちゃんは、本当に骨格がキレイ。彫刻みたいだなって感じるとき気があります。
UDA 第一印象から、骨格の美しさと、オリエンタルなムードを感じました。話を聞いていると、学生時代からMIXカルチャー系で、民族的な要素も好きということだったので、旅、エスニック好きな要素を入れたいなと。繊細さ、フラジャイルさを持ったオリエンタルが似合いそうだなと。彼女は、顔のパーツすべてに強さを持った顔立ちなので、メイクは、目の印象をフォーカスするために、肌や他のパーツの調子を合わせていく作業でしたね。目の下中央には、最初白を入れようと思ったのですが、目尻の白(レース)とケンカしちゃうので、最終的にブルーグレーにしました。これが隠し味。甘いものにちょっとだけ塩をかけたほうが甘く感じるみたいな感じです。
松山 UDAさんがメイクしているとき、すごく美しい色がそろったカラーパレットを使っていて、それらの色をオリジナルに調合していたのがとても印象的でした。ご自身で作ったパレットっておしゃっていましたよね?
UDA そうそう。欲しい色がないから。ない色は作ればいいかなって。季節の色のパレットなんかもあるよ。
松山 私は職人的な人がかっこいいと思うのですが、UDAさんのそういうところ、職人的ですよね。そして同時にそれを楽しんでいるなぁと。今回ご一緒させてもらって、UDAさんの自由さ、発想の豊かさ、既成概念に縛られないところにとても刺激を受けました。私も自由に、職人的に、そして楽しむことを忘れないことを大切にやってきましたが、改めて、これからもそうしていきたい! と思える素敵なきっかけになったことが、とてもうれしいです。
make up
UDA profile
大手化粧品会社にてPR、マーケティング、教育、 店頭プロモーションなど様々な業務に携わり、その後独立。
現在は、国内外のエディトリアル、コスメティック・ファッション のキャンペーン広告、ショーなどを担当。
独自のファッション感、ビューティの視点を生かしたメイク連載GINZAの「ニッポン美人化計画」には多方面より定評があり、日頃から様々なビューティの場面での新しいアプローチを試みている。
1991年:パルファム ジバンシイ株式会社 入社 オリビエ・エショードメゾン氏に師事
1997年:鈴木 寅二氏に師事
2002年:ゲラン株式会社 入社 フリーランスとしての活動を始める
hair stylist
松山 絵美 ( Double )
1982年6月生まれ。
2003年 Double入社。
2019年5月に心機一転金髪にして好評を得る。
血と汗と涙の努力により念願であったJHAニューカマーオブザイヤーを2019年に獲得。
about mekashi
mekashi とは「粧(めかし)」。
化粧しておしゃれすることです。
人の外見は、生まれ持った姿形が、センスや興味、才能、経験といった
内面的な要素によって磨かれ、形づくられます。
そうしてできた個性や魅力をクリアにし、粋に見せるーー。
それが、私たちの考えるメイクアップです。
もちろんヘアも同様です。
2011年から7年間で101人を粧した、雑誌『GINZA』の「ニッポン美人化計画」の意志を継続し、
現在webにてmekashi projectを展開しているMake-Up artist のUDAさんとコラボレーションしたこの企画。
そして本コンテンツのモデルさんは、美に携わりつつ現在も美を学んでいる、ヘアサロンで働くアシスタントの方々です。
より多くの方に「自分らしい粋」の見せ方、「つぎのわたし選びを」を提案させていただきます。
どうぞお楽しみください。
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